房総の丘陵を縫うように流れる養老川と小高い山々が育むこの地で、昔から四季に溶け込む里山の暮らしが行われてきました。自然の恵みを活かして精一杯生きる術や生活文化は世代を超えて知恵と技となり受け継がれてきました。
また、集落の田畑は皆で協力しながら耕し、道路を整えるなど、人手のいる作業は協力しながら行った結の共同体がありました。
「この里山の景色や暮らしの知恵を何とか次世代に次いでいきたい。そして人と人をつなぎ、現在版の結のコミュニティーをつくりたい。」
そんな想いをカタチにするために、Co-satenスタッフの原はNPO法人ETICのローカルベンチャーラボに参加し、半年間事業を磨いてきました。ローカルベンチャーとは地域にある資源を循環させ新しい価値を生みだすことで、地域経済や暮らしの豊かさを生み出す挑戦です。
今回は、里山で暮らすお年寄りの知恵から学び、現在の文脈で結の文化を育むためのプランについて皆さんと共有し、どう面白い仕掛けにしていくか、どんなコンテンツが可能か一緒に考えていく場にしたいと考えています。また、ローカルベンチャーの仕組みや小さなアイディアがビジネスの枠組みで成熟していく過程や葛藤もシェアします。
2019年の締めくくりに、市原で何か新しいことが起きるわくわくを感じ、忘年会も兼ねて参加者同士で語ることの出来る楽しい時間を過ごしましょう!
日時:2019年12月23日(月)19:00-21:00
• 里山の暮らしや自然と共存するライフスタイルに興味がある
• 昔ながらのおばあちゃん、おじいちゃんの知恵を学びたい
• 地域で何か始めたい、ローカルベンチャーについて知りたい
• 皆でアイディアを出し、新たな企画が生まれる場に参加したい
• 南市原など「ローカル」の魅力について掘り下げたい
19:00- ローカルベンチャーや「結でつなぐ里山の暮らし」のお話
19:40-集落まるごと」教室ワークショップ&ディスカッション