耕すデザイナーの高橋洋介さん(市原市地域おこし協力隊)が開催した「市原の菜種油を使った最強のポテトチップスの食べ方」
菜の花を活用した経緯を説明しながら、市原で育った菜の花から菜種油を抽出し、市原で育ったじゃがいも使って、目の前でポテトチップスを揚げてくれるこのイベント。本当に美味しかった!
このイベントを開く背景には、市原の風景でもある菜の花をいっぱいに増やしてきた石神菜の花会の皆さんの努力がありました。
約10年前から荒れた休耕田をなんとかしたいと思ったところから、小湊鉄道の線路脇に菜の花の種を蒔き続け、地権者や地域のみなさん、小湊鉄道、ボランティア、市役所などたくさんの人の協力を経て現在の菜の花畑になったそうです。
「先祖から受け継いだ土地を次の代にしっかり使える状態で残さないといけない。それが一番大事」
菜の花を植えることで田んぼが荒れるのを防ぐ。そうすれば代々受け継いできた田んぼを次の世代に残すことができる。
菜の花畑を増やす意味は、こういった想いから来ていたのです。
だからこそ、菜の花を植えているのです。
そんな想いを引き継いでいる高橋さんは菜の花を植えた後の、菜の花を使った菜種油を作り、今後もこの活動が維持できるように様々なプロジェクトを企画しています。
しかし、ここにきて連作障害や後継がいないなどの問題があり、今後菜の花畑がなくなる危機に直面してます。
あの菜の花畑の景色を残すためにも未来に引き継ぐためにも、この活動を手伝ってくれるメンバーを募集しております。
菜の花の活動には毎年たくさんの方に参加頂いており、地域の方々皆さんで楽しみながら作った愛のあるカレーを大人もこども達も一緒になって食べて、たくさんの交流が生まれています。
一緒にこの活動を楽しみながら、菜の花畑を守りましょう。
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高橋洋介さん プロフィール
https://co-saten.com/member/y-takahashi/
2023.07.03 | We are Buddiesの輪が、市原で広がっています |
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2023.01.14 | We are Buddies市原の活動が、東京新聞に掲載されました |
2022.12.27 | 市民シンポジウム「子ども・若者が直面する課題を考える」 |