2020.04.02

アーケード商店街が1つになった日

昨年の1月にオープンしてから1年。

商店街での音楽ライブ、新しい挑戦をする人の応援、行政と民間が一緒になってまちづくりをする公民連携の勉強会、Co-satenは様々なことに挑戦してきました。

そして、新たな人のつながりから色々な活動の芽が生まれました。

そんな1年間Co-satenを支えてくれた関係者を集め、「商店街が1つになる日」というテーマのもと、1周年記念パーティーを開きました。

通りには芝生を引き、花や植物で綺麗に飾り付けをするだけで、薄暗い商店街の雰囲気が一気に彩を増します。 

今回食事を提供していただいたのは、商店街の居酒屋さん。

イチさんから唐揚げ。

ありがとうさんから煮物やサラダ。

五臓六腑さんからお刺身の盛り合わせ。

虎徹さんからちらし寿司と厚焼き卵。

カツ泉さんからポテトサラダととんかつ。

お店ごとに違った料理がテーブルに並び、「商店街丸ごと居酒屋」を実現することができました。

この祝いの場に駆けつけた小出市長の音頭で乾杯。

集まった学生、市役所職員、カフェオーナー、クリエイターなど様々なバックグラウンドの人々が混ざりあって会話を交わす様子に、新たなまちの未来を垣間見た気がします。

また、この会では参加者のみなさんに新年の抱負を書いていただきました。

「習字を書くなんて中学生の時ぶりだよ。」

と少し照れながらも真剣に取り組み、納得のいく作品が出来上がるまで何枚も書き直している大人の姿はとても微笑ましかったです。

渾身の1枚と共にみなさんの姿を写真におさめ、スライドショーで上映。

小さい子からおじいちゃんまで世代を超えて、みんなが取り組める習字はとても盛り上がりました。

イベントが終わった後、とある居酒屋さんのオーナーさんがCo-satenを訪ねてきました。

「この前のイベントすごくよかったよ。この通り全面に芝引いてまたなんかイベントやろうよ。」

そんな風に嬉しい声をいただきました。

「あそこの店は何をやる店なんだ。」

最初はそう言っていた商店街のみなさんでしたが、1年間活動していくうちにだんだん私たちがやりたいことが伝わっていきました。

何か新しいことをするとき、始めはなかなか共感してもらえないかもしれません。

それでも続けて、小さな成功体験を共有することで、自分たちの想いや気持ちが伝わることもあるのだとこの日学ぶことができました。

もし最初の一歩がなかなか踏み出せない人がいたら私たちと一緒に挑戦しましょう。