2019.09.20

「音楽×商店街」新しい商店街の使い方 

ライブやフェスなどで音楽を楽しみたいと思った時、皆さんはどこへ行きますか?

市原でも、気軽にライブが楽しめたら素敵だと思いませんか?

先日、Co-satenで【音の交叉点vol.1「WAIWAI STEEL BAND」】のライブが開催されました。

この居酒屋に囲まれたアーケード商店街でライブをやるなんて前代未聞です。

今回はドラム缶からできた楽器「スティールパン」を操る「WAIWAI STEEL BAND」の方々が来てくださいました。

「スティールパン」はカリブ海の南端に浮かぶ島トリニダード・トバゴ共和国で誕生した楽器で、ハンマーを使いドラム缶をへこませて音階を創っていくシンプルな打楽器です。

南国の海辺を想像させられる音色で、ディズニー映画「リトル・マーメイド」の代表曲「アンダー・ザ・シー」でも使われ、実は耳にしたことがある方も多いかもしれませんね。

「WAIWAI STEEL BAND」は2008年にスティールパンプレイヤー伊澤陽一を中心に結成。スティールパンならではの明るくダイナミックな雰囲気に、どこか切なく情緒あふれる音が組み合わさり、独特の世界観を醸し出します。メンバーを固定せず、時と場によってフレキシブルに編成を変えるスタイルもまた面白く、観客を魅了します。

2014には1stアルバム「TIME FOR PAN」、2016年には2ndアルバム「LAMP」をリリースしています。「WAIWAI STEEL BAND」についてもっと知りたい方はこちらから。

https://waiwaisteelband.com/

そんなWAIWAI STEEL BANDですが、Co-satenでも明るく元気が出るような曲、みんなで一緒に歌える曲、ちょっとしんみりした曲など幅広いジャンルの曲を演奏し、会場を盛り上げてくれました。パッと見ると大きなお鍋のようにごつい見た目ですが、繊細で可愛らしい音を奏で、心地よいトロピカルなメロディーが耳に響き渡ります。そこに、ウクレレ、タンバリンやカホンなどの打楽器の音も重なり、思わず体が動き出してしまう人が続出。

音楽に合わせて体を動かすことは普段の生活の中でなじみがないかもしれませんが、この空間では違いました。

たまたま参加者の中に誕生日の男性がいて、それを知った「WAIWAI STEEL BAND」の皆さんがサプライズでバースデーソングを演奏。

会場にいる全員でその人の誕生日を祝いました。

その他にも音楽に合あせて手拍子をしたり一緒に歌ったりする人もいて、会場はとても陽気な雰囲気に。

Co-satenのお店の前のベンチに座り静かにライブを楽しむ人、演奏者の近くで体を動かしながら音楽を楽しむ人、居酒屋さんを出て様子を見にくるお客さんなど、商店街一体がライブ会場のような空間となり、音楽を通して人と人が繋がる、Co-satenならではのライブになったのではないでしょうか。

 

今回市原の駅前のアーケード商店街でライブが行われるという新しい場の使われ方が誕生し、これからもこのような新しい人や物が交差するクリエイティブな空間をどんどん作っていきたいと期待が膨らむ一夜でした。

 

さて、今回のライブに参加できなかった皆さん、

なんと9月21日にも「音の交叉点vol.2」を開催します!

この会では
・ギターの一本一本の弦をバラバラに弾いていくギターアルペジオを基軸に宅録で活動している「ryohadono」
・アコースティックギターを軸にサンプリングを駆使し、流れるようなフォークサウンドを産み出す「偶然の産物」
・ブルーベリー園などの自然環境や、お寺、廃業した銭湯など、地域の特色を生かした四季折々のライブを自ら企画運営している「松本佳奈」
の3組のシンガーソングライターの方々に演奏していただきます。

個性豊かな3組の歌声が響き渡る商店街。

きっと特別な日になるので、ぜひご参加ください。

皆さんと一緒に新しい場の使い方を演出出来るのを楽しみにしています。

 

Facebookのイベントページはこちら
https://www.facebook.com/events/2110102162626306/

チケット申し込みフォームはこちら
https://forms.gle/KBxgpPhPVdhbv6s1A

Co-satenでは“こんなことをみんなとシェアしたい”、“みんなで集まって考えたい”など、ちょっとしたことでもイベントの開催が可能です。(初めての方で、どう準備したらいいかわからない方でもスタッフが一緒にコンセプトを考えます) 

興味のある方はお気軽にご連絡ください。