2019.05.30

地域が良くなると米沢の森も良くなる

だんだん暖かくなってきた5月。いつも会社や家にいる方々も、GWには子供や友人たちと外の空気を吸って楽しい時間を過ごした人が多いのではないでしょうか。

先日Co-satenでは「米沢の森の未来を考える会vol.2」が行われました。米沢の森についてはこちらの3/9に行われた「米沢の森の未来を考える会」の記事を参照下さい。https://co-saten.com/news/190309/

この会のために、主催者である武田屋作庭店の武田さんが、Co-satenの前に小さな米沢の森を再現してくださいました。商店街の中に突然現れた森は、通る人が足を止めるほどのインパクトがあります

下の写真のように、店内からは米沢の森の様子、生息する生き物や植物の写真を見ることができます。

お店の前の小さな森や写真を見ながら、市原米沢の森を考える会代表の鶴岡さんと武田さんのお話を聞くことで、米沢の森のことをとても身近に感じることができました。

この日は、建築家の黒澤さん、古民家再生の活動をしている高校教師の石橋さんや白井さん、牛久の地域おこしをしている小深山さんなど、米沢の森周辺で活動している方々も参加し、前回に増して具体的な深い話になりました

米沢の森が良くなるために、まずは南市原の玄関口である「牛久」という地域が良くなる必要があるのではないか、そのために自分たちは何ができるのか、という議論へ。

森という点だけではなではなく、まちや地域という面で考えるという、森だけを考えるのとはまた違った視点からの会話が飛び交いましたが、何か面白いことが始まるような、そんなワクワクするような時間を過ごすことができました。

しかしながら、手入れをする人がいなくなり荒廃した森林、使われなくなった田んぼや畑、失われつつある歴史や文化、その保全活動を長期維持するための資金調達や、行政やNPOといった多くの関係する団体との連携不足など、米沢の森には多くの課題があります。

保全活動で大切なことは、その地域に住む人が森への関心を持ってもらうことであり、そのためには子どもから大人まで里山を体験し、自然との触れあえる喜びを学べるきっかけが必要であると、鶴岡さんは語りました。

米沢の森では、田植え、稲刈り、脱穀、そしてそのお米を実際に食べるという米作り体験をすることができます。

5/4(土)には米作り体験の田植え編が行われました。米作りも機械が当たり前になったこの時代に、裸足で田んぼに入り参加者みんなで手で苗を植える様子はとても楽しそうでした。

田植えのあとは、地域の方が米沢の森で収穫したお米を使ったカレーや地元で採れた山菜のおかずをご馳走してくれました。みんなで汗を流した後に青空の下で食べるご飯は、とても美味しく感じることができました。

米作り体験稲刈り編は9/7(土)を予定しています。稲刈りを体験してみたい、そんな方はぜひ足を運んでみてください。

米沢の森の未来を考える会vol.3は6/29(土)を予定しています。森や保全活動、里山体験に興味のある方はぜひご参加ください。不明な点がございましたら主催者までお問い合わせください。

主催者:武田眞幸

tel  090-3040-9046

mail info@takedayasakuteiten.com

 

またCo-satenでは“こんなことをみんなとシェアしたい”、“みんなで集まって考えたい”など、ちょっとしたことでもイベントの開催が可能です。(初めての方で、どう準備したらいいかわからない方でもスタッフが一緒にコンセプトを考えます)

ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。

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